<2004年10月2日撮影>


アコースティックギターと揚琴の音色


御前太鼓と獅子舞

和ろうそくの炎
<諏訪神社(諏訪城址)耳を澄ませば>

小雨降る夜の諏訪の杜は息づいている。

砂利を踏みしめながら軽快に獅子が舞い、御前太鼓の響きは諏訪城址の石に染み入るようだ。
大木の小枝から一瞬に泣き声を発した鳥が飛び立った。

和ろうそくの炎がゆらいでいる。

諏訪神社の本殿がほのかに浮かび上がり、アコースティクギターと揚琴の音色、歌声が柔らかに混ざり合い響いていく。

10月2日(土)、萩原町諏訪神社境内で萩原こだわり商店街マップ完成を記念して「諏訪物語」コンサートが開催された。出演したのはフォークシンガーの茶木みやこさんと中国民族楽器揚琴奏者の沈兵さん、それにパーカッションペダルスチールの五十川清さんの三人。約550人が集まった。


諏訪神社周辺の人々も多くが聞き入り、「これまでにない諏訪神社での新しい演出で、あらためて諏訪神社の良さを知った」との声が寄せられた。

4月下旬の諏訪神社例祭、11月上旬の諏訪神社秋祭、12月31日の諏訪神社除夜祭、四季を通し諏訪神社へ足を踏み入れたくなった。
【諏訪神社】
萩原の諏訪神社は鎌倉時代に造立されていたが、内記新七郎頼定により、永正11年(1514)、萩原へ信州の諏訪大明神の下宮を勧請建立された。(萩原こだわり商店街マップより)

【諏訪城址】
県指定史跡。金森父子が三木氏の桜洞城を廃して築き、佐藤六左ヱ門を城代にしたという説と佐藤氏が築いたという説がある。元和元年(1615)の一国一城制により廃城となり、元禄8年(1695)高山城とともに壊された。本丸中央の屋形跡に現在、諏訪神社が建てられている。(萩原町観光データベースより)


御前太鼓


和ろうそくのかがり火


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