羽根道楽
<2004年4月11日撮影>
写真「羽根道楽」

萩原町羽根の飲んべいが、米づくりの楽しみ・味わう楽しみ・喜んでもらえる楽しみを伝えたいとの想いから、有志32人が担い手不足の三反二畝(さんたんにせ)の田んぼにおいて、酒米「ひだほまれ」の有機減農薬栽培に挑戦した。田植え、草取り、ヒエ抜き、稲刈りなど“地産地消”を目的に、天領酒造に依頼して2004年4月7日、辛口の吟醸純米酒『羽根道楽』が誕生した。この羽根道楽は羽根の酒屋「丸田屋」と「ことさ商店」でのみ売られている。値段は一升びん2600円(税込み)、4合びん1300円(税込み)。実際、呑んでみたが辛さがじわり広がり、余分な味がない“酒のみの酒”といった感じだ。

羽根道楽が1年かけて出来上がっていく様と32人の心情はCD「三反二畝」(500円)に収められ、羽根道楽と同じ4月7日に披露された。CDは地元の音楽グループ「Goo連帯」の手により作られたが、作詞は羽根酒作りの仲間たちが関わっている。

三反二畝
作詞:今井均・羽根酒作りの仲間たち
作曲:今井均
制作・演奏・唄:Goo連帯


写真「CD写真」

  1. 羽根の飲んべいが集まって一年かけての酒づくり
    薬師桜の散る頃に肥まき荒かき・代かきと
    心を込めて準備する三反二畝のひだほまれ
    早くひとなれ米となれ
  2. うちの田植えは後にして愛する苗を植えなけりゃ
    こだわる酒ができないと田んぼを持たない者が言う
    担い手不足のこの田んぼは三反二畝のひだほまれ
    仲間の汗で酒となれ
  3. 6月みんなでヒエを抜きその後いつもの反省会
    7月田んぼのパトロール出て来ん奴らの悪を言う
    家族サービス後にして三反二畝のひだほまれ
    羽根で好かれる酒になれ
  4. 鮎掛け姿を横目に見て俺らは田んぼで汗をかく
    手塩にかけて育てた黄金色稲刈り出荷で二日酔い
    後はまかせた天領さん三反二畝のひだほまれ
    日本一の酒となれ
  5. 農薬散布はほどほどに有機栽培心がけ
    待ちに待った辛口のその名も我らの「羽根道楽」
    32人が一つになり三反二畝のひだほまれ
    こだわり者達の酒づくり
    ※1年がかりの酒づくり


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